当社は乗用エレベーターの専門サプライヤーとして、商業ビル・集合住宅向けに高信頼・高快適性の機種を提供しています。S5000の上位仕様から、導入コストを抑えた標準機ECO-Cまで幅広くラインナップし、設計・保守まで一貫対応することで、お客さまの「安全」「快適」「省エネ」「維持管理」の悩みに実務的に応えます。LJ Elevator の乗用エレベーターは、日常の移動をよりスムーズにするための技術とサービスを備えています。
経済価値>>
省エネ駆動システムでライフサイクルコスト30%削減。
安全性能>>
三重ブレーキ＋UCMPでリスク発生率0.001件/万台を実現。
環境対応>>
電力回生技術によりCO₂排出量37%削減。
技術支援>>
経験豊富なエンジニアチームが24時間設計段階から支援。
乗用エレベーターを選ぶ際、最も重要なのは「安全性」です。当社の乗用エレベーターは、国際規格や地域安全基準に準拠し、多重の安全保護機能を標準装備しています。ドアが確実に閉まらない限り運転を開始しないドア保護機構、過速や制動異常を即座に検知する監視システム、停電時でも安全に乗客を救出する非常運転機能を備えています。
光幕センサーと安全触板による二重ドア保護、速度センサーによる過速検知、ブレーキ状態の常時監視など、各安全機構は独立して動作し、冗長性を確保しています。これにより、万一の機械的・電気的異常時にも乗用エレベーターが安全に停止し、乗客を保護します。また、主要部品はトレーサビリティ管理されたサプライチェーンから調達し、交換時も同等品質の部品を提供します。
快適な乗り心地は、乗用エレベーターにおいて利用者の印象を大きく左右します。当社のS5000シリーズは高効率曳引機と精密な速度制御を組み合わせ、低振動・低騒音でスムーズな発進と停止を実現しました。
車体のバランス設計、ガイドレールの高精度加工、防振構造の採用により、走行中の揺れを最小化。ECO-Cシリーズはコストパフォーマンスに優れつつも、必要十分な快適性を確保し、標準的な乗用エレベーター市場においても高い満足度を提供します。群管理システムを併用することで、ピーク時の待ち時間も効率的に短縮できます。
導入後の運用コストは、乗用エレベーター選定の重要な要素です。当社は省エネ設計を徹底し、長期的なランニングコスト削減を実現します。
S5000シリーズではエネルギー回生システムを搭載し、下降時の余剰エネルギーを再利用します。高効率曳引機とVVVF制御により、電力消費を最適化。ECO-Cシリーズでもオプションで回生システムを選択可能で、コストと性能のバランスを取った構成が可能です。さらに、照明や換気の待機電力を抑える制御機能も搭載しています。
省エネ性能の高い乗用エレベーターは、日々の電気代を抑え、環境負荷を軽減します。長期的な視点で見れば、設備投資の回収期間を短縮し、施設運営の収益性向上にもつながります。
建物の構造や工期制約は、乗用エレベーター導入の大きな課題です。当社は現場に合わせた柔軟な設計対応と短納期化を実現しています。
無機房タイプや小機房設計など、多様な設置条件に対応できるラインナップを用意。標準化された部材とモジュール構造により、現地施工の工程を簡素化し、納期短縮に貢献します。現地寸法（井道幅・地坑深さ・機房高さ）に基づき最適設計を行うため、施工の手戻りも防げます。
この柔軟な対応により、既存ビルのリニューアルや新築工事でも効率的に乗用エレベーターを導入できます。
乗用エレベーターの安定稼働は、施設の価値や利用者の信頼を維持する上で欠かせません。故障が発生した際、必要な部品がすぐに入手できるかどうかは、復旧時間を左右する重要な要素です。当社は、長年のエレベーター部品供給経験と整備されたサプライネットワークを活かし、必要部品を確実にお届けします。
当社グループ内の専門部品供給会社（例：曳引機、制御基板、ドア部品、光幕、安全装置など）と連携し、主要交換部品を安定的に在庫・供給しています。採用する部品はすべて国際規格や地域基準に準拠しており、交換後も乗用エレベーターの性能と安全性を維持します。部品の互換性や取り付け性も事前に確認されており、現地の保守担当者がスムーズに交換作業を行えるよう配慮しています。
高い安全性と性能が求められる商業ビルや住宅ビル向けに、S5000シリーズ乗用エレベーターを提供しています。特許取得済みのドアゾーン保護、絶対位置制御、そして省エネ駆動システムを備えたS5000は、インテリジェントで信頼性の高い垂直輸送の新たな基準を確立します。
| Capacity | 630–1600kg (MR), 630–1600kg (MRL) |
| Speed | 1.0–10.0 m/s (MR: 1.0–10.0 m/s; MRL: 1.0–2.5 m/s) |
| Car Dimensions (W×D) | – MR: 1400×1100mm to 1600×1500mm – MRL: 1200×1300mm to 1400×1600mm |
| Door Configuration | – Door width: 800–900mm – Door opening height: 2000mm |
| Shaft Requirements (W×D) | – MR: 1850×1700mm to 2150×2150mm – MRL: 1950×1750mm to 2150×2000mm |
| Pit Depth (P) | – MR: 1400mm – MRL: 1600–1800mm |
| Overhead Height (OH) | – MR: 3950–4150mm – MRL: 3900–4200mm |
| Machine Room (MR only) | 1850×1700mm to 2050×2150mm |
| Hook Height (HM) | 2000mm |
ECO-Cシリーズは、最も経済的な乗用エレベーターソリューションです。基本的な商業施設および住宅用途向けに設計されており、安定した性能、標準構成、そして費用対効果の高い信頼性を実現。予算が限られているプロジェクトや、一般的な輸送ニーズに最適です。
| Parameter | MRL Elevator | MR Elevator |
|---|---|---|
| Load Capacity (kg) | 450–2500 | 450–2500 |
| Speed Range (m/s) | 1.0–2.5 | 1.0–2.5 |
| Cabin Size (W×D×H) | 1000×1300×2300 to 2200×2200×2300mm | 1200×1000×2300 to 2200×2200×2300mm |
| Door Opening (W×H) | 800×2100 to 1300×2100mm | 800×2100 to 1300×2100mm |
| Shaft Size (W×D) | 1950×1800 to 3380×2700mm | 1750×1650 to 3150×2600mm |
| Machine Room (W×D) | N/A | 1750×1650 to 3150×2600mm |
| Overhead Height (OH) | 4100–4800mm | 4200–4600mm |
| Pit Depth (P) | 1600–2100mm | 1400–1700mm |
エレベーターの設計において日本の精密さとスイスの革新性を融合。
販売前、設置、販売後のエンドツーエンドのソリューションを提供します。
20 年以上の専門エンジニアリングにより安全性が認定されています。
業界をリードする保証によりメンテナンスコストが最小限に抑えられます。
世界的なブランドの評判により、クライアントの信頼が即座に構築されます。
機種（S5000・ECO-C）、定格荷重、速度、仕上げ仕様、オプションによって大きく異なります。目安としては標準仕様での導入費用は18万円〜（参考値）となります。お客様の建物条件とご要望を伺い、お見積もりを作成します。
井道の幅・奥行・地坑深さ・機房の有無などが必要条件です。S5000は柔軟な設計対応が可能で、ECO-Cは標準化寸法で省スペース化を実現しています。図面や現場寸法をご提供いただければ、適合可否を確認します。
建物の構造や準備状況により異なりますが、機種や仕様が決定した後は、標準設計のECO-Cで比較的短期間での施工が可能です。S5000の場合も、部材モジュール化により納期短縮が図れます。
停電時には自動救援装置または非常電源仕様を選択でき、最寄り階へ安全に移動して扉を開放します。災害対策として、防水部品や耐震性能の強化も可能です。
使用頻度、契約内容、部品交換の有無によって異なります。部品供給体制が整っているため、消耗部品の入手や交換はスムーズです。長期的には、安定稼働による修理回数の減少でコストを抑えることが可能です。
はい、カゴ内の壁材、床材、照明、操作パネルなど、多数のデザインオプションをご用意しています。建物の雰囲気やブランドイメージに合わせたカスタマイズが可能です。
