当社は観光(展望)エレベーターの専門サプライヤーとして、商業施設・ホテル・観光タワー向けに高付加価値で高体験性の機種を提供しています。半円観光梯(ハーフラウンド)から、当社が得意とする**全円観光梯(フルラウンド)**まで多彩なラインナップを揃え、設計・施工支援・保守まで一貫対応することで、お客さまの「眺望演出」「安全性」「快適性」「維持管理」の課題に実務的に応えます。LJ Elevator の観光エレベーターは、訪れる人々に忘れがたい視覚体験と安心を提供するための技術とサービスを備えています。
体験価値>>
展望エレベーターは移動そのものを観光資源に変える設備です。360°ビューや演出照明で来訪者の滞在時間・満足度を向上させます。
構造安全性>>
大面積ガラスと支持構造の整合性を重視した設計で、荷重・風圧・振動を考慮した補強を実施。全円タイプでも高い安全マージンを確保します。
設計柔軟性>>
建物の意匠や景観に合わせたキャビン・外装のカスタマイズが可能です。視界制御や日射対策も初期設計段階から反映できます。
乗り心地と静音性>>
高度な制御とダンピングにより、ゆとりある加減速で快適な乗り心地を提供。静粛性はゲスト体験に直結します。

観光エレベーターにおいて、視覚的インパクトは乗客の記憶に残る最大の要素です。当社の全円形パノラマキャビンは、上下左右に遮るもののない360°ビューを提供し、移動を「展望体験」へと昇華させます。半円形モデルは外壁設置や吹き抜け構造に馴染みやすく、ガラスと建材のバランスを最適化することで、内外装の一体感を損ないません。
採用するガラスは高透過率(可視光透過率90%以上)を持つ特殊強化ガラスで、紫外線カット機能や曇り防止加工も可能。さらに外面には耐候性コーティングを施し、雨や塵埃による視界の劣化を最小限に抑えます。これにより、長年にわたり昼夜を問わずクリアな眺望を維持できます。
また、キャビン内部の照明はLED間接照明と調光システムを組み合わせ、昼間は自然光を活かし、夜間は景色を引き立てる演出を実現。乗客が景色に集中できるよう、照明の色温度や明るさを自動調整するプログラム制御も導入可能です。


観光エレベーターは大面積ガラス面を持つため、構造安全性の確保が重要です。当社は構造解析による設計検証を行い、風圧・地震動・熱膨張などの外的要因に耐える専用フレーム構造を採用。ガラスパネルは強化ガラスまたは合わせガラスを使用し、万一の破損時にも飛散を防止します。
安全機構はすべて国際規格に準拠し、ドアインターロック、過速検知装置、安全ブレーキ、二重制御回路などを標準装備。特に観光施設では高頻度運行が想定されるため、ブレーキ摩耗センサーや自動自己診断機能も搭載可能です。
観光エレベーターの価値は、景色だけでなく乗り心地の質にも直結します。当社は高精度ガイドレール加工と防振構造を採用し、走行中の微振動や構造共鳴音を大幅に低減。車体とガイドレールのクリアランスを最適化し、滑らかな加減速を実現します。
駆動システムには高効率ギアレス曳引機+VVVFインバータ制御を組み合わせ、低速域でも安定した速度制御を実現。これにより、景色の見え方がブレず、長時間の上昇・下降でも快適性を損ないません。


外壁設置型・塔屋型・吹き抜け設置など、多様な建築条件に柔軟対応。全円形キャビンでは独立タワーや外部シャフトで存在感を放ち、半円形キャビンは既存建物のリニューアルにも最適です。現地条件に合わせた寸法設計により、施工の手戻りや工期延長を防ぎます。
観光エレベーターは常に美観と安全性を保つ必要があります。当社はグループ内の専門部品供給会社と連携し、ガラスパネルや外装部材、曳引機・制御部品などの主要部品を安定供給。全円形・半円形いずれのモデルも、交換部品は互換性を確保し、保守作業を効率化します。これにより、施設の価値と稼働率を長期間維持できます。

エレベーターの設計において日本の精密さとスイスの革新性を融合。
販売前、設置、販売後のエンドツーエンドのソリューションを提供します。
20 年以上の専門エンジニアリングにより安全性が認定されています。
業界をリードする保証によりメンテナンスコストが最小限に抑えられます。
世界的なブランドの評判により、クライアントの信頼が即座に構築されます。
半円形は片側が壁構造のため、室内・屋外のいずれにも設置しやすく、建物との一体感を保ちながら視界を広げられます。全円形は全面ガラス仕様で、360°の視界が楽しめ、商業施設や展望施設で圧倒的な集客効果を発揮します。当社の全円形モデルは構造強度・気密性・耐候性に優れており、台風や積雪地域でも安定運行が可能です。用途・設置場所・意匠コンセプトに応じてご提案いたします。
はい、可能です。当社は既存建築の寸法・構造条件に合わせたカスタム設計を得意としており、外付けシャフトの新設やガラスパネルの形状調整も行えます。耐震補強や荷重分散設計を組み込み、既存構造への影響を最小限に抑えた施工が可能です。これにより、リニューアル案件でも短期間での導入を実現します。
当社の観光エレベーターは屋外環境を前提に、強化合わせガラスと耐腐食性ステンレス、UVカットコーティングを採用しています。沿岸部や高湿度地域でも錆や劣化を防ぎ、長期間にわたり透明感と安全性を維持します。また、気密性の高いキャビン構造と高耐候シーリング材により、雨・雪・風塵の侵入を防ぎます。
国際規格および各国の建築・昇降機安全基準に準拠し、光幕センサー、非常ブレーキ、地震感知停止装置を標準装備。ガラスパネルはすべて安全合わせガラスを採用し、破損時も飛散を防ぎます。さらに、全円形特有の広い視界によって利用者の心理的安心感も高まります。
